TURNER AMBASSADORS PROGRAM 2014

ご無沙汰しております。皆様お元気でしょうか?
本日はお知らせです。


SNS等で簡単なお知らせはしましたが、この度、ターナー色彩株式会社様より、
TURNER AMBASSADORS PROGRAM 2014」の認定をいただきました。
HPでご紹介いただいております。

就任期間中、微力ではありますが、ターナー画材の魅力を知っていただくお手伝いをいたします。
僕は、制作活動・展示、ブログに制作過程をまとめることでお役に立てたらと考えております。

初回は今年の年賀状用に制作した水彩の制作過程をご紹介します。
ちなみに使用している絵具は、「専門家用透明水彩絵具」です。
では、早速。

2015nennga00.jpg
まずは、下絵をコピー用紙に描きます。
寒いので、あったかぁい絵にしようとふわふわもふもふ多めにしました。
黒線四角はハガキサイズ、水色線は大体これぐらい描いとけばトリミングに十分かなというラインです。
これをコピーしトレースします。

2015nennga01.jpg
支持体はブロック水彩紙。
主線をトレースし、背景を塗るためにマスキングしました。
最終的に背景は、濃い青にする予定なのでモチーフとの対比は十分なのですが、
若干、輪郭にニュアンスがある方がいいかなと、ピンクを隈取りで入れています。

2015nennga02.jpg
明・中・暗と3段階青系絵具を絵皿に多めに溶き準備します。
画面下が暗くなるように塗っては乾かしを繰り返して階調を作ります。
この時、しっかり乾かしてから次の階層を塗ることが大事です。
筆をゴシゴシ動かして下の絵具をはがさない様に、やさしく重ねます。
また、絵具たまりをところどころ作りながら塗ることであたたかな印象に仕上がります。

紙の端を見ると重ね塗りしていることがわかりますね。

2015nennga03.jpg
マスキングをはがしました。上手くいってほっ。
さぁ、いよいよ動物さんたちに着手です。

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トレースした主線を目印に、陰影を描き込みます。
技法としては、ぼかしや隈取りを使い分けています。
最初絵具はちょっと薄めで、ちょっとずつ濃い絵具で暗くなるところを描き込みます。

2015nennga05.jpg
だいぶ浮かんできました。
次は固有色を塗っていきます。

2015nennga06.jpg
基本的には、他の色の影響を受けやすい色(僕は薄い色と呼んでます)から塗っていきます。
今回は"黄色"や"肌色"がこれにあたります。白は塗り残して表現します。
肌色は黄色や赤を混色、ぼかし、重ね塗りで透明感のある色になります。
広い面を塗る時は、キレイな水含ませた筆で塗りたいところをあらかじめ湿らせておくと塗り易いです。
また、影になるところは絵具たまりを作りながら塗ると、先に描いておいた陰影と馴染みます。

2015nennga07.jpg
全体に色が入りました。
最後に影をもう少し加筆し、目を入れ、完成です。

2015nennga08.jpg
【 あったか 】

制作時テーマは、"あったかい 青"。
冬のあたたかな気持ちを表現しました。

ターナーの透明水彩は、色が強く濃い印象です。
混色や重ね塗りがとても楽しいですよ。
水彩画の魅力の一つ、絵具たまりがとてもあったかです。


いかがでしたか?
いつもより少し細かい内容にしてみました。
これからも、僕が作画中に気をつけていることやちょっとしたコツなどをご紹介出来たらなと思います。

よろしくお願いします。




 


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