灯台下暗し

昨日、Twitterでぶつぶつ言っていたことを、忘れない為にここに書いておこうと思います。
これから書く事は、読んでも楽しいものではありません。
イラストレーターでも、デザイナーでもなく、1人の絵描きとしての考えを纏めます。
また、詳しい内容の記述は控えようと思いますので、「で、何が言いたいの?」と思うような、
とてもフラストレーションの溜まる記事になると思います。
勝手ながら、その点をご了承の上、ご覧下さい。

と、前置きが長くなってしまいました。
いったいコイツ何を言い出すつもりだという皆さんの顔が目に浮かぶようですw


さて、本題ですが、何故こんな記事を書こうと思ったのか、それは、昨日、
お世話になっている出版社の方々とお話しする機会を設けて頂いたことが大きなきっかけでした。
その出版社の方々とのお付き合いは、1年半と短いのですが、ありがたい事に、
僕を「一人の絵描き」として気に掛けて下り、僕の持ち味を知った上で、
いつも冷静な意見を的確に伝えて下さるのです。

そこで僕は、「眼からウロコ」なお話を伺いました。
その所感を端的に表現するなら「灯台下暗し」です。

僕がここ2ヶ月の内に、感じていたふわふわとしたものがやっと見えました。

自分が絵を描く上で一番大事にしてきた根幹の気持ち、一番やりたかったこと、
わかっていたつもりになっていました。いや、正確には、絵を描きはじめた頃は、
間違い無くその気持ちで充たされていました。
言い方を代えると、その気持ちだけで描いていました。

元々僕の絵は、お世辞にも上手いものではありません。僕自身も、器用な人間ではありません。
それなのに、描き続けることで、少しずつ好きな事、やりたい事、出来る事が増え、
次第に、自分でも気が付かない程の小さな勘違いや思い上がりを繰り返し、
いっちょまえに大人ぶったり、外向けの仮面を付けてみたり、空気を読もうとしていたりする内に、
絵を描く衝動の基盤や源になる「気持ち」をストレートに制作に注ぐ事が出来なくなっていました。
その結果、知らず知らずの内に不完全燃焼を繰り返す不のスパイラルに自ら足を踏み入れていたのです。
本当にやりたい事、得意な事は、自分の足元、あるいは、
エネルギーを生み出すところの直ぐ近くにあったにも関わらず。

ちょっと誤解を招くかもしれないので訂正。
上記は、好きな事、やりたい事、出来る事が増える事等が"悪"で「僕は恨んでいるぞー!」
みたいな文章にも見えますが、これらが増えることで、創作意欲も向上しますし、
表現の幅が広がるきっかけにもなるので、とても素晴らしいことだと思います。
しかし、同時に、選択肢を増やし、積み重ねることが迷いの原因だったとも感じています。

挑戦すること、やってみたいという気持ちも、キラキラやワクワクが詰まっていて素晴らしいと思います。
こういう姿勢がないと、前に進めません。
しかし、ここで注意が必要なのは、表現者として明確な「意思」や「目標」や「大事なもの」があるのであれば、
周りからのそこそこな反応で自分の目を塞がないように心掛けることです。
自分の気が付かない魅力を他者が切り取ってくれることもありますが、
そこに大事なものを詰めることが出来なければ、長く続けることは僕には出来ないでしょう。
一意見として、心に留める位でちょうど良いと思います。


最近の僕は、正直焦っていました。
結果的には、その焦りのおかげで、早い段階で気が付くことが出来たので後悔はありません。
実際にやってみて、やりきったからこそ深く受け止めることが出来ました。

最近の行動を例えるなら、以前から憧れていた社交界で、自分の知らない踊りを「こんな感じかな?」と
ひとしきり踊ってみたものの、知らない踊りに振り回されて踊らされて、
元々そこで踊りたかった踊りを踊れず仕舞い。といった感じかな。もうちょっと例えると、
戦乱の世にムキムキの大男がいたとして、唯一鍛えた武器がウォーハンマーだった、
いざ戦場に赴くことになった際に装備を整えようと武器屋に行くと他の武器に目移りしちゃって、
結局「やっぱ刃物でしょ!時代は刺し攻撃!」とエストックで戦場に繰り出していった・・・感じかな。

例え話の方がハードル高かったかもしれん・・・


長々と書いてしまいましたが、僕はこれからも絵を描いていきます。
イラストレーターとしてのお仕事絵はお仕事絵で、クライアントの意向が最優先ですが、
絵描きとして創作活動を続けていく上で、たとえ「卑怯だぞっ汚いぞっ」何度罵られても、
持ち前の武器を最大限駆使して描いていきたいと思います!もぅ何も怖くない!


最後までご覧頂きありがとう御座いました。
何だか最後は、しぼーフラグのような決意表明になってしまいましたが、
今後とも、絵描きの菅野翔平をよろしくお願い致します。


・・・・・・・・・・
すっかり明るくなってもたぁ。
何だか大学の時に夜通しレポート書いている時のようなさわやかさを感じております。
おやすみなさいませ。





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