9/20 鹿児島へ

午前6時起床。
ゆっくり準備し、7時にホテルを出た。
レンタカーを返却前に、ガソリン満タンにしようとスタンドを回ったが開いていない。。
しまった。。よく考えれば分かることだが、ぬかった。。
仕方なく、走行距離計算で精算し、空港まで送ってもらった。

空港に着いたはいいが、がらんがらん。人っ子一人いない。
ホテルに用意してもらった朝弁当をゆっくり食していると、ぽつぽつと空港の職員さんがやってきた。
お土産売り場をゆっくり見て、飛行機出発までゆっくり過ごす。時間がゆっくりだ。

さらば屋久島、また今度。
また食べに来よう、旭蟹。

鹿児島でもレンタカーを入手し、空港から車で40分程の霧島アートの森へ。
森の名に恥じぬ、山の中でした。周りの風景は最高だけど、交通の便が悪いのが残念。

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お目当ては、椿昇展。
館内撮影可。新作含む8点の立体、平面が展示されていた。
内容に関してはここでは触れない。あしからず。

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その代わり、男子のお手洗いを紹介。
かっこよい。小便器の裏に詰まったパイプが特によい。

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霧島アートの森のお隣には、霧島アート牧場があります。
お馬さん天国です。ここのすごいところが、お馬さんが自由に歩き回っているところ(2枚目)に
注意事項さえ守れば自由に入っていいところ。近くに寄ると力を感じる。
走る生き物の力、こんなに身近に感じたことがない。

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すぐ隣のカフェでデザートセットを頂いた。とても美味。
自家製プリンとイチジクのチョコレートケーキ、飲み物はアールグレイのホットで頂きました。

食後、近くの雑貨屋さんを見て、そろそろ鹿児島空港周辺に戻ろうかと車に向かった時、チャンスが訪れた。
お馬さんが柵の直ぐそばまで来ていた。勇気を出して、柵の中へ入り、ゆっくり歩み寄る。
少し離れたところから「こんにちは」とあいさつをした。
すると、1頭のお馬さんがゆっくり歩み寄って来た、僕は右手を差し出す。
お馬さんは顔を近づけ、鼻から額に僕の手を乗せてくれた。
そして、ゆっくり元居た辺りまで戻っていった。
僕は、コミュニケーションがとれた嬉しさで頭がいっぱいになり少しの間動くことが出来なかった。
その間も、こちらにおしりを向けた先程のお馬さんが、ちらっちらっと振り返ってくれていた。
もっと時間があれば、お友達になれていただろうか。

帰りの飛行機まで時間があるということで、鹿児島空港から比較的近くにある犬飼滝へ。
ここは坂本龍馬がハネムーンで訪れた地。数台の駐車場があり、
そこから900m程下ると滝つぼの近くまで寄ることが出来る。

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おまけで寄ったが、すごいところに当たった。
滝高36.0m、滝幅21.8m。
まき上がった水蒸気で辺りが白んでいる。
木々にはコケが生え。一面が潤っている。

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その後、和気清麻呂公縁の和気神社にも立ち寄り、鹿児島空港に戻った。
無事帰りの飛行機に乗り、帰宅。

弾丸スケジュールだったが、今行ってよかった。
刺激があふれていた。帰宅後、見慣れていた瀬戸内海にも心動く。
まるで、アンテナのサビがキレイにとれたような心地だ。

旅の間、口にしたもの全てが美味だったことも、この充実感の大きな要因だろう。
20年以内にもう一度、屋久島に行こう。そして、今度はゆっくり見て回って、食べよう。
旭蟹を食べよう。





9/19 縄文杉へ

午前3時起床。
朝風呂に浸かり、目を覚ます。

午前4時、ホテルにツアーガイドさんの迎えが到着。
登山グッズをレンタルしていたので、ホテルロビーで装備。
ガイドさんの車に乗り込み、屋久杉自然館前まで。
そこからシャトルバスに乗り換え、荒川登山口まで40分。
次第に空が白み、夜が明けた。

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荒川登山口。
トイレを済まし、靴紐を締め、準備体操。
いざ、縄文杉!

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ここから約40分程、トロッコ道を歩く。
枕木の間隔が不揃いで、非常に歩きにくい。。
加えて、人がたくさん歩いているので、枕木が地面に確り埋まっていない。
地面から浮いているものまである。枕木と地面の高低差により、
足首に負担が掛かることが何より体力を奪う。

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放置されたトロッコ。
はじめは修理しようと、横に除けていたのだが、月日が経ち風化が進んだらしい。
トロッコの上には、コケなどが生え、その上に若い杉が着床している。
ちなみに荒川登山口には、今も現役のトロッコがある。

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太陽が、昇った。

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はじめて出会う屋久杉。大きい。
自宅近くにあれば、御神木になっていたであろう存在感。
「この木を忘れるほど、先出てくる屋久杉は大きいものがゴロゴロしてますよ。」とガイドさん。
にわかに期待高まる。

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約40分程トロッコ道を進み、小杉谷小・中学校跡に到着。
昔、ここに集落があった。所々残った石垣が人が居たことを伝えてくる。
こんなに山奥に住んでいたにも関わらず、国営事業の恩恵でとても裕福だったらしい。

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これはよいコケだ。
ミズゴケは、資源の少ない時代は脱脂綿として使っていたとのこと。
指先で軽く摘むと、水を含んでいることが分かる。

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道中何頭もヤクシカに出会うことが出来た。
ヤクシカはニホンジカの亜種で、ひとまわり小さい。
今の時期は、夏毛から冬毛に生え変わりの時期だった。
奥のテントは、携帯トイレ使用の為のテント。中には椅子が一脚あるらしい。

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違う種類の木が近くに生え、成長するにつれてぶつかると、この様になるらしい。
軟らかい木に、硬い木がめり込んだ様に見えるが、ガイドさんが軽く揺すると、
隙間があいているので個々に揺れる。密着はしていない。
これが、同じ杉の場合、成長するにつれくっつき、やがては一つの木になるのだそう、不思議だ。

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ウィルソン株。
伐採される前の推定樹高42m。恐ろしい高さだ。
10畳以上ある株の中からは水が沸き出ている。

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縄文杉(上3枚)
 樹  高 25.3m
 胸高周囲 16.4m(直径 5.1m)
 樹  齢 推定2,170年〜7,200年
 標  高 1,300m

やはり、他の屋久杉よりも秀でた凄みがある。
第一印象は、ゲームの話で申し訳ないが、LOMのトレントとガイアが4:6で合わさったイメージだった。
そこに静かに佇む、大地の顔と対面した。
ここまで休憩や、昼食をとりながら6時間ほど掛かったが、十分達成感を味わえた。登ってよかった。

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帰りは休憩をとりながら、大股でさくさく歩いた。
最後の休憩は、川原でとった。
むくんだ足を冷たい水に浸けると心地よい。
最後のトロッコ道を歩く元気をもらって、もう一頑張り。

17:30頃、荒川登山口着、所要時間11時間半。

ガイドさん曰く、だいぶゆっくり歩いたらしい。
個人的には、もっと立ち止まってたくさん写真を撮りたかったが、仕方が無いか。
体の不調も、右足小指に出来たでっかい水ぶくれだけですんだ。運がよかったw

ここで紹介した場所は、縄文杉ルートのごく一部。
主要な所でも、三代杉、大王杉、夫婦杉...などなどたくさんある。
ちょっとそこまでっとはいかないが、ご興味のある方は挑んでみてはいかがだろうか。

参考までに参加にあたっての注意事項には、
「健脚向きの1日行程登山になりますので、
 普段から山歩きを楽しんでおられるか、 体力的に自信のあることをふまえた上でご参加ください。」
とある。僕のように普段不摂生をしている方は、特に体調をよく整え、体力をつけて望むことをオススメします。

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上3枚は夕食に出た、旭蟹(アサヒガニ)。英名 Frog crab、中国名 蛙蟹。
加熱する前から、朝日が昇ったかのように赤いことから名がついたらしい。
こいつが、うまいのなんの、うまい!!
蟹味噌に臭みがなく、身も味が濃い。足から爪まで無心に砕いて身を食べた。
また食べたい。。。

明日は、朝から鹿児島に飛び、霧島アートの森に向かう。





9/18 屋久島へ

2012.9.18〜9.20まで屋久島・鹿児島に行ってまいりました!
強行スケジュールでしたが、無事帰還。
一日毎にどう過ごしたかをここに纏めていきたいと思います^^


出発の朝、午前4時起床。
前日のアートワークショップの投稿や雑務をこなしていたら3時頃まで起きていた。
睡眠1時間。。。やってしまった。。。
今回の旅では、飛行機に乗る。2歳頃に乗って以来、久々の空の旅だ。
「伊丹→鹿児島」、「鹿児島→屋久島」と、乗り継ぐ。

情けないけど正直、不安。

前日、後輩との食事で、飛行機に乗ることの不安を打ち明けた時だった。
後輩曰く「離陸時の、加速する感じがたまらなくいい。」
はたして、今の自分に楽しむだけの体力があるのだろうか。
一握の不安を胸に、最寄り駅から電車に乗る。

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まだ空は暗い。台風が近づいているからか、寝不足のせいか、やけに暗く感じた。

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三ノ宮から伊丹に向かうバス待ち行列。
こんなに早い時間から列に並んだのは初めてだ。空が明るい。

「伊丹→鹿児島」
空港に着き、搭乗時間までに朝食を取った。
いよいよ搭乗だ、搭乗口を越え、バスに乗り込む。
ぐるりと大きく回りこんで、大きなジェット機前に止まる。
その頃には、わくわくが不安を上回っていた。
乗り込み、座る。シートベルトを締める、わくわくする。
飛行機がゆっくり動き出す、旋回する。わくわくする。
加速する、わくわくする、どんどん加速する、わくわくする。
機体が浮く、ワクワクする、窓から見える地平線が斜めになる。
飛んだっ!後輩の言葉は正しかったっ!おやすみ。

鹿児島に着き、空港の足湯に浸かる。
疲れが溶け出て、眠気も吹っ飛んだ。
足湯、オススメです。

「鹿児島→屋久島」
鹿児島、屋久島間は飛行機で30分程、乗り込むのは、プロペラ機。かわいい。
長くなってきたので、飛行機ネタはここまでにして、屋久島到着。

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空港もかわいい。
レンタカーを手に入れ、移動。
昼食は、空港から近い地元のご飯処で、「エビフライ定食 お造り付き」。
恐るべし屋久島、エビってこれ程にプリップリしていたのか。
食材の鮮度はもちろん申し分ないのだが、揚げ加減、衣の量共に文句の付け所なし!

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大満足でお店を後にし、向かったのは「志戸子ガジュマル公園」。
一見の価値アリ。ただし、蚊に十分注意されたし。

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一見、アンデットクリーチャーの様、しかし、そこには生命を確かに感じる。

次に向かったのが、「永田いなか浜」。

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ここは、ウミガメが産卵に訪れることでも有名な美しい浜です。

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この日は、台風の影響もあり、波が力強い。
海水もさほど冷たくもなく、足を浸けるのには丁度良い温度。
ゆっくり砂浜、波、水平線、空を堪能した。

まだ、日はある。このままホテルに向かうのは勿体無いということで、
来た道を大きく戻って向かったのが、「白谷雲水峡」。
映画「もののけ姫」のイメージ源にもなったという、コケと森と水の美しいところ。
ここには、3つのコースがあり、それぞれ所要時間が異なる。
到着時には少し日が傾いていたので、一番短い「弥生杉コース(1時間)」を歩くことに。

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弥生杉
 樹  高 26.1m
 胸高周囲 8.1m
 樹  齢 約3,000年
 標  高 710m

途中、サルに出会ったり。サルノコシカケを見つけたりしながら、
明日の予行演習として山歩きを体験。
日が落ちはじめた、「もののけ姫」を感じる場所はもっと奥のところらしい、
次回訪れた際の楽しみにして、最後にもう一度「永田いなか浜」に戻って、夕日を見た。

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この後、日が完全に落ちた中、ほぼ一車線が続く山道を通った、
道路脇に、サルの家族やシカがいるような道。右へ左へ蛇行する狭い道。。楽しいけど疲れた。。
その道を、おそるおそる抜けてホテルにチェックイン。

明日はいよいよ「縄文杉」に挑む。





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