ひ、冷えてますねぇ。。。春よ、春よこいっ!!
さて、今週末に開催の
「ミニ原画展in京都」出展のおしらせです!
この企画展、92名参加されるそうです...!す、すごい!!
3/4(金)-6(日)
12:00-19:00 (最終日は16:00まで)
cumono gallery
京都府 京都市 中京区 御幸町通 六角下る 伊勢屋町 341 京都しるく2F
【最寄り駅】
京阪電車「三条駅」より徒歩10分
阪急電車「河原町駅」より徒歩10分
市営地下鉄「烏丸御池駅」より徒歩15分
市営地下鉄「四条駅」より徒歩15分
※ミニ原画は購入後そのままお持ち帰り出来ます。
ご希望のミニ原画がある場合は、お早めの来場をおすすめします。
それでは、出展準備の整ったミニ原画たちを紹介します!
かっこいいのも、かわいいのもみんな僕のディフォルメ動物さんたちです☆
「 道 (オオカミ) 」、「 望 (キツネ) 」、「 ひとあしおさきに (キツネ) 」、「 そらにわらえば (ライオン) 」。
「 もさりん (ネコ) 」、「 ひょこりん (ネコ) 」、「 ドキッ (うさぎ) 」、「 ひなたぼっこ (ひよことうさぎ) 」。
「 みあげてみたよ (うさぎ) 」、「 おちかづき (うさぎ) 」、「 海 (ひつじ) 」、「 おいも (ひつじ) 」。
「 これこれぇ↑ (ねずみ) 」、「 うんまそぉ〜 (ねずみ) 」、「 きりん日和 (キリン) 」、「 さわやか (ゾウ) 」。
「 夜羊 (ひつじ) 」、「 よんだ? (うりぼう) 」、「 ちょっときんちょー (くま) 」、「 おはよう (黒柴) 」。
「 三喜の小鬼-あお- 」、「 三喜の小鬼-あか- 」、「 たくわえ (シマリス) 」。
あと2,3点描く予定です^^
かわいいのか、かっこいいのか、鳥さんか、、
お楽しみにっ♪
いい機会なので、ミニ原画の制作過程とミニ額の加工についても簡単にまとめたいと思います。
ご興味が御座いましたらお目通しくださいませ。
▼ミニ原画制作過程
☆ライオンさん
ラフ。笑ってます^^
下絵。原画サイズの枠にざざざっと。
構図とサイズ感を意識して、細かいところは描き込みません。
この裏に色鉛筆を擦りつけたり、チャコペーパーを敷いて本描きの水彩紙に薄くトレースします。
トレース線を見ながら再び色鉛筆で線画を描き起こします。
毛の流れや表情に気を配りながら焦らずに、でも勢いは保ちつつ、、
形や陰影を出すために赤紫を塗ります。
はじめは薄くぼかしながら全体の形を意識して、つかめてきたらパッキリ影をつけます。
今回は奥まったところは濃くして、手前と差をつけています。
ライオンさんの白い毛のところを塗り残すように黄色を入れていきます。
このときも陰影を意識して、影の部分は濃い色をのせたり、溜まりを作ると形がより強調できます。
鬣、鼻、口、背景、髭、サインを入れ、額装して完成!
「 そらにわらえば 」
☆キツネさん
ラフから下書き、実際に額を置いてサイズ感を確認中。
ライオンさんと同様に、トレース後に線画を起こした状態。
形を見やすくくっきりさせたかったので、輪郭に沿って隈取りでピンク色を入れました。
今度はキツネさんの毛並みと陰影をぼかしや隈取りで描き込んでいきます。
どちらからでも良いのですが、今回は茶色の毛のところを先に色を入れました。
キツネさんらしくなってきたぞっ!
黄色を混色し、レモンイエローと山吹色を用意します。
明るいところ、立体の起き上がっているところにレモンイエローを、影になった奥まったところに山吹色を入れていきます。
こうすることで、影色に加え、黄色の中にも微妙なトーンが生れます。
鼻、口、髭、背景、サインを入れ額装したら完成!
「 ひとあしおさきに 」
僕は毎回実験したり、遊んだりして描いています。
ミニ原画は小さいのでいろいろ試しやすくて描いていて楽しいですね^^
▼ミニ額制作過程
続いて、ミニ額の加工について制作過程をまとめます。
加工前のミニ額。
こんな風に並べるとなんだかカッコイイですね。
これを、紙ヤスリで角を落として角丸にしたものが次の画像です。
うん、丸くなってる!
やわらかくなりました!
次はペイントです。
僕のミニ額は主に、ターナー色彩の
ミルクペイントを使用しています。
原液のまま筆にとって塗ることができ、伸びも乾きもよいですよ。
お試しセットも発売されていますので、気になる方はぜひ試してみてください。
1色目を塗った状態。
インディアンターコイズ、フロリダピンク、スノーホワイト、グリーンアーミー。
このままでも十分きれいなのですが、、
ここで各色2つに分けます。
一方は2色目を重ねます。
2層になったところ。
さぁここからが楽しいところ。
目の細かい紙ヤスリで撫でるように削っていくと、、
上段が1層。下段が2層で下塗りがスノーホワイト。
下の色や木が見えて、使い古した風合いになりました。
左が無加工。右が加工後。
この後、もともとついているガラス代わりのプラバンが薄っぺらいので、
少し厚めのプラバンをカットして差し替えていたり、止め具と裏板がスカスカになっていたので、
紙を挟んだりと地味に時間が掛かることをちょこちょことしています。
ミニ原画はもちろん、ミニ額も全てが1点ものです。
はじめた頃に比べて、お値段は少しずつ上げております。
しばらくはこのお値段から変更する予定は無いのですが、もしかしたら上げることもあるかもしれません。
お気に入りの子がいましたら、ぜひお早めにお求めくださいませ。
長々とお付き合いいただきありがとう御座います^^
お近くの方、気になる方はぜひ会場へお越しくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。
それでは、良い週末になりますようにっ☆
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